Vol.8
2017.03.01
サニテーションニュース「ノロウイルス食中毒について」
冬場に流行するノロウイルスが原因の食中毒。毎年食品が原因で多くの患者が出ており、製造現場では注意が必要です。
特徴
- 非常に小さく、感染者のごく少量の糞便中に大量にウイルスが存在する。
- 感染力が高く、ごく少量のウイルスで感染する。
- 自然界での抵抗力が強い(特に冬場)
- 感染しても症状が出ない可能性がある(不顕性感染)。
- 5 症状が治まった後も、ウイルスを排出する(2週間~)。
症状
- 吐き気、嘔吐、腹痛、下痢(水様性)初期にウイルスが大量に便中に排出され、二次感染の危険性が高い。
- 多くの場合1~2日間で回復するが、幼児・病弱者では重篤になることもある。
ノロウイルス食中毒予防4原則。
Topics!
以前よりノロウイルスに効果があるとされていた次亜塩素酸ナトリウムに加え、その他の塩素系消毒剤やエタノール系消毒剤の中にはノロウイルスに対する不活化効果が期待できるものがある等の知見が得られたことから、調理器具などにそれらの消毒剤を使用する場合の留意点などが追記されました。詳しくは「大量調理施設衛生マニュアル」をご参照ください。
ノロウイルスに関する情報
- 厚生労働省 ノロウイルス食中毒対策について
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/10/s1012-5.html
- 厚生労働省 ノロウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/dl/040204-1.pdf
- 厚生労働省 ノロウイルスの不活化条件に関する調査 報告書(国立医薬品食品衛生研究所)
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000125854.pdf
- 国立感染症研究所 ノロウイルス感染症とは
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/452-norovirus-intro.html
- 厚生労働省 ノロウイルス食中毒対策について
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/10/s1012-5.html - 厚生労働省 ノロウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/dl/040204-1.pdf - 厚生労働省 ノロウイルスの不活化条件に関する調査 報告書(国立医薬品食品衛生研究所)
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000125854.pdf - 国立感染症研究所 ノロウイルス感染症とは
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/452-norovirus-intro.html